学校法人上田煌桜学園について
学校法人上田煌桜学園は、オルタナティブスクールを前身とする「さくら国際高等学校」を設置運営する学校法人で、本校は長野県上田市にあり、東京校をはじめ、現在、全国に約150のキャンパス・学習センターを展開している通信制の高校です。理事長の荒井裕司は、登進研(登校拒否の子どもたちの進路を考える研究会)の代表や、日本青少年育成協会副会長などを勤めています。また、1996年よりラオスに学校建設をする支援活動をしており、2015年までに7校を建設しています。
また、主な著書として『「学校に行きたくない」って誰にも言えなかった』(ほんの森出版)、『ひきこもり・不登校からの自立』(マガジンハウス)、『24時間先生』(メディアファクトリー)なども執筆しています。
『子どもたちのための道を作り続けたい』
さくら国際高等学校の本校を開校して19年を迎えました。前進のオルタナティブスクール開校から33年になろうとしています。この学びの場は一貫して「子どもたちの心に寄り添う」ことを大切にしてきました。
子どもたちは、人類がこの世に登場して以来ずっと続いてきた「命のリレー」の継承者です。奇蹟が起きたように今この時に人間として生きています。しかし子どもたちは、生きようとしているのに、何かにさえぎられ、動きがままならず、うずくまり、じたばたするのです。なぜ?と問われてもうまく説明できない時があるのです。それは人間として生きようとする前向きな姿の表われだったり、成長するためのステップだったりします。しかしこの子どもたちには、誰かの支えが必要な時なのです。教えるのでもなく、治すのでもなく、癒すのでもなく、ただ横に座っているだけしかできないのかも知れません。
「現在を生き生きと生きている姿を見せる」、「熱い想いを伝える」、「生きにくくなっている子どもたちと共に歩もうとする」教師たちが、身をもってそれを伝えようとしています。「生徒たち一人ひとりを大切に、その人を本当にわかってあげられる存在になりたい。」それが学校法人上田煌桜学園 さくら国際高等学校の教職員たちの思いであり、創立以来守ってきた信念です。時代を先駆けて道を作ってきた同志たちともいえます。
時代はSNSの爆発的な発達により大きな変革期に入っています。私たちは社会的な役割の大きさを受けとめながら、「人を思いやる心や、誠実に生きたいという心を持った子どもたち」の夢の実現のために、新たな道を作り続けたいと考えています。
学校法人 上田煌桜学園
理事長 荒井 裕司
-school guide-
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